日本にバイク便が誕生したのは約30年前のことです。
宅急便が登場したのが約38年前ということを考えると、それほど差がありません。
バイク便の発想はアメリカの自転車によるメッセンジャーサービスにヒントを得たと言われていますが、東京や大阪などの渋滞が起こりやすいエリアでの道路事情にあったサービスだと言えます。
バイク便の世界も飽和状態となっており、今後の展開を考えると、さらに特化したサービスが求められます。
そもそもバイクを使っての運送というのは、小さな物しか運ぶことができません。
しかし、トラック運送よりも速さを売りにしています。
したがって、さらにこの速さを追求するサービスの充実が、今後の発展において重要なポイントと言えるでしょう。
また、どんな分野の荷物でも引き受けるスタイルばかりでなく、一刻を争うような医療に関わる荷物に特化したり、法律に関わる書類に特化するなど、専門性を生かしたサービスが求められる可能性があります。
Last update:2021/11/8